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 エーデルブルーメプレイ感想〜ナニコレ珍百景編


   あいもかわらず、綺麗な絵に惹かれて購入しながらも、ゲームコーナーで
   投売りされていたのが気にかかる。
   まあ、IFですから…。ああ、オトメイトですから…。
   最高の絵と最高のシステムと、崩壊した日本語のシナリオが売りですから。
   そんな悲しい気持ちを抱えつつ、ゲーム感想。

   私ことメアリは、身よりも無く教会にやっかいになる身の上。
   かといって、いぢめにあってる訳でもなく、普通に修道女見習いのような。
   優しい先輩のダニエラさんとか、ぶっきらぼうな人嫌いの幼なじみとか、
   眼鏡の幼なじみ先生とか親切な人はいっぱい居ます。
   眼鏡先生、どう考えてもメアリに気がある。メロメロだし、詩人だ。
   それはさておき、村は田舎で、謎の「領主」とか「貴族」とか言われる人が支配してる。
   まあ、村長も居ますが。
   「貴族」でゴシックっつーたら、菊地秀行先生が有名すぎてアレですが、ソレなのか。
   村長の娘さんは親友です。かわいいー!めっちゃ可愛いー。
   娘さんとまったりきゃわきゃわしていたら、なんか空気読めそうに無い男がやってきたよ。
   まあ、村長の息子さんですか。総領の甚六と言う奴ですね(酷)
   娘さんはまともそうなのになあ…。

   昔、UFOに連れ去られたとかそういう話はあるみたいですが(違)、普通に生活してて。
   別に悪い事もしていないのに、村の自警団に呼び出されて。
   自警団っつーけど、アレだよな…。血気溢れる若者が、その情熱の捌け口の無い田舎で
   くすぶりながら不満を溜めて、村の人に迷惑かけてる感じ。
   まあ、そんな嫌な奴らに呼び出されて、何があったかと思えば、目の前になんか黒い人が。
   え、領主様?なんか黒いけど領主様?(注:黒さは関係有りません)
   しかも「嫁になれ」とか言ってきたよ。
   なんで、見知らぬ黒い人の嫁にならねばならんのだよ!!
   しかし、断れる話でもないらしく、なんだかうやむやのうちに、16歳の誕生日を待つ事に。
   別に中世だし待たなくても法律には違反していないような気がしますが、律儀な領主様。

   嫁になるのは仕方ないとして、なんだか周囲が不穏になってきましたよ。
   魔物が現れ始めたとか。え、それ私のせい?
   なんか、あの自警団の野郎どもが、私のせいにしたがってるらしい(憎)
   あの領主様が黒かったからか。
   なんだか、頭も悪いらしく、冷静に考えられない若者達のようで。
   普通に、私が魔物だと言うのならば、領主様に引き渡せばいいじゃないか。
   むしろ私を傷つけて、領主様が怒ったらどうするんだよ。
   そんな簡単なことすら考えられない自警団の若者達。
   死ねばいいのに。
   と、浜ちゃん風に呟いてみてもおさまらず。
   なんか、あの可愛い親友は死んじゃうし、ダニエラさんまで…。
   ちょっとおお!!本当に自警団の人たち消えてくれませんかああああ???
   腹立たしい事この上ないのに、さらに自警団の魔の手は幼なじみ達にまで伸びて。
   このゲーム、魔物よりも領主様よりも、自警団が悪だ。
   そうして、私の記憶は、途切れた。
   完。

   そんな開始30分後くらいに死なれても、ゲームとしてはどうよと思われますが、
   まあ、オトメイトだし、と思ってたら、まだ始まってなかったようで(さすがに)
   そりゃそうだ、選択肢も一個も出てきてなかったからな。30分も経ってるのに。
   どうやらあれは夢だったらしく、普通に教会で目が覚めて。
   ダニエラさんもちゃんといる。
   だけど、繰り返される日常。この会話前にもしたよ、おじいちゃん(誰)
   夢の中でもやっぱり同じように嫁認定されて。
   このまままた自警団に殺されるよりは、反撃したいのですが。
   そう思ってたら、異端審問官の人が来たよ。魔物に嫁認定されるような娘っ子は教会に
   居てはいけないのですか。
   こっちこそこんな村居たくないぜ。ただ、かわゆい女の子ズと、眼鏡先生がいるからな…。
   でも、やってきた異端審問官は、いい人っぽい。なんかやたらと白いけど。
   無表情だけども、無茶な感じではない。
   ザマミロ、自警団。
   すっかり、自警団が私の敵です。
   こんな奴らと顔合わせないで済むなら、貴族の嫁にでもなんでもなってやるわい(投げやり)

   ともかくも、最初は眼鏡先生のオーギュストを落としますよ。
   眼鏡は心の支えです。学校覗いたら、優しくしてくれるし。
   でも「異端審問官に何かされたのか、されたのかああああ!!」とかちょっと怖い。
   怖いというよりも、ヤンデレの匂いがする…。
   眼鏡は心の支えだけども、私の最大の苦手はヤンデレです。
   近視眼的なタイプで、通知表に「もう少し周りを良く見て、皆の気持ちを理解してください」
   とか書かれちゃうタイプって、本当に苦手。
   でも、とりあえず、眼鏡属性の方に賭けてみる…。
   だけれども、自警団の追求はますます酷くなり。
   本当にこいつら消えてくれないかなあ…。そうすりゃ村も平和だよ。
   プロローグでも見たけれども、親友のイリヤが魔物に襲われるって。
   自警団の奴らが悪いんじゃねえかあああああああ!!!
   「村長が言う事聞かないから」って、娘さんをしばらく森に閉じ込めようとして、
   逃げられて襲われたって。
   既に誘拐と恐喝と過失致死罪が適応されます。
   とか、冷静に言ってる場合じゃないよ。
   自警団の奴らは豆腐に頭ぶつけて死ねええええええ!!!
   そう思っていたのが、私だけではない事を、後で、知るのです(遠い目)

   ともかくも、ダニエラさんは無事だったけども、プロローグで夢を見ていたからといって、
   何が出来るとかそんなん全く無い。
   「ああ…これ、夢で見たなあ…」みたいな台詞が追加されるだけで、第三章までプロローグと
   同様の展開でしたよ。
   というか、肝心の攻略対象様とのイベントも、「一回有った」と言うより、「一回会った」だよ。
   何これ。
   そんな中、親友のイリヤの兄貴の甚六さん、じゃなくて、リチャードさんが夜に訪ねてきたよ。
   どうにも、自警団がイリヤを誘い出したシーンを思い出して、ついていきたくないんですが。
   なんかナンパでハンパだしなあ…。
   そんな失礼なことを思っていたら、どうやら甚六さんは私の味方のようで。
   村長が娘が死んだのをきっかけに、私を自警団に渡そうとしているらしい。
   ああ!!ごめんね!!甚六さん!!!(反省してない)
   やっぱり甚六さんは甚六さんで、自警団にバレバレだったけど、それでも私を守ろうと
   頑張ってくれたことだけは、胸に刻み込んでおくよ!

   といっても、やっぱり自警団に追われるのですが。
   本気で消えてくれないかしら、こいつら。
   と、そこに、ヒーローが。
   にこにこ笑いながら、ヒーローが現れて。
   オーギュスト?何か、変、というか、壊れてる?
   「お仕置きが必要だね」
   ああ、助けてくれたのは嬉しいけれど、何も攻略対象様自ら手を汚す事は…(ガクガク)
   そこで、私の記憶が途切れて。
   いつのまにやら領主様の結界の中に。
   どうやら、助けてくれたようですが、オーギュストは????
   自警団はどうでもいいですが、オーギュストは???
   「あれは、夢だよ」
   って。そうですか、って、納得できると思ってかあああああああ!!!

   でも、一晩泊まって気がついたら教会で眠ってて。
   気がついたら、誰も居なくなっていて。
   やっぱり自警団ウゼエって感じのイベントは進んで。
   なんだかわからないまま、オーギュストに助けられはしたものの。
   やっぱり、あの怖いオーギュストは夢だったのかしら…。
   死んだはずの人も生きてるし…。
   というか、今までの攻略対象のイベントが、殺戮シーンしか無いんですが。
   何これ。
   さらには、今度は広場に白髪の貴族様が現れて。
   「お前、俺の嫁」ですって。
   お前ら、阿呆だろ。もっと同属は意思の疎通をしてください。

   結局、何が夢で何が本当か良くわからないまま、誕生日に。
   夢だろうが、ヤンデレのところに行くよりは、お金持ちの親切な領主様の所で
   一生遊んで暮せる方がいいだろうとか考えて、普通に嫁に行きました(現実的な娘)
   普通に領主様ENDでした。
   何これ。
   領主様とのイベントがほとんど発生した覚えがないんですが。
   しかも、五章で終わりなのかよ。第三章までプロローグと一緒なのに。
   ラストの選択肢を替えれば、もしかしたら結婚式で、オーギュストが
   「ちょっと待ったーーーーー!!」とか言いながら大殺戮、もとい「卒業」をやって
   くれるかと思えば、なんか何も無く終った。
   何これ。

   と、思ったら、ラストに台詞が出てくるじゃ有りませんか!!
   なんか、繰り返すイベントによって、何かが変わるんですよ。
   遙3の逆鱗ですね!!
   このヤンデレの人を、ヤンデレじゃなく普通に親切な学校の先生のまま終ったり、
   領主様とも萌えイベントの発生するエンディングがあるんですね!!!(微かな希望)
   とりあえず、繰り返す日常。
   普通に領主様にプロポーズされて、普通に異端審問官がやってきて、普通に自警団ウザイ。
   何か変わったことが…。
   でも、なんだか違う選択肢が出てきたんですが。
   一時的に牢に入れられてる時に、オーギュストがやってきて。なんか、花持ってやってきて。
   出た選択肢が、「不安になる」「憤りを感じる」「恐怖を感じる」って。
   全然幸せENDの予感がしねえ選択肢だぜ!!
   案の定、たいした差も無く終章へ。
   って、なんか領主様の嫁になる選択肢すら無く、虐殺ENDなんですが。
   最後の救済措置すらない。
   というか、なんか小さい頃に居なくなった三人は、帰ってきたら壊れてて、
   いつ異端になるかわからないから村で監視してたって。
   そんで、眼鏡はとうとう壊れちゃったらしい。
   それにしたって、自警団の奴らはおかしかったけどね。
   結局、2人の世界END。だけど、全く救いは無い。
   何これ。

   ツッコミ所すら無いまま、淡々としているウィルオウィスプの方が、まだなんぼかいいわい。
   というか、あれはあれでおまけは萌えるしな。
   全く、萌え所が無い。むしろ、ゴシックホラーゲームで出せば良かったものの。
   乙女ゲーなんだよね…これ…。
   しかも繰り返しが必須な割に、二周目の方がBADってどうなの。
   他のキャラも落としてみましたが、甚六さんはやっぱり甚六さんで、やっぱりたいした
   イベントもないままEND。ただ、守ってくれたのはありがたいけどね。
   そして、自警団は本気でウゼエ、と思いました。
   お前ら甚六さんのことボンボンだの阿呆だの総領の甚六だの思ってたくせに(注:思ってません)
   あっさりと手を返しやがってええええ!!!

   とにかく「もしかしたら」のヒキが強いというか、「二周目からなんとかなる」
   みたいなことを思ってやったら、なんともならない期待はずれ感。
   親友も、周回まわしたら、助かる事は助かるけども、助かったとも言いがたいがっかり感。
   そこは抱き合って喜び合おうよ。別に、親友何も悪いことして無いじゃん…。
   一人につき二つもエンディングがあるんだから、幸せになるエンディングもあるんじゃないかと
   思って期待しても無駄でした。
   「世界で2人きりでも貴方が居れば幸せなの…」って、そんな「プチ家出する高校生の考える幸せ」
   みたいなもので満足すると思ったら大間違いですよ。
   貴族様たちを落したら、きっと真相ENDが!!みたいな前フリで、やっぱり何も無い
   がっかり感。
   何一つ謎が明かされないがっかり感。
   せめて、異端審問官が歩いてきた理由だけでも明かしてください。なんだよ、この謎。

   絵は綺麗だし、システムもあいかわらず良いので、綺麗な絵が見たい人にオススメ。
   あと、お金が腐るほどあるのに、時間が無い人にオススメですよ!
   なんたって、スキップしたら二周目は30分くらいで終った。
   別に冗長な長さにしろとは言わないけれども、説明しなければならない部分は、
   きっちり説明してくれないと。
   本当に、ストーリー部分はこれしか口から出てきません。
   何これ。