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 プティフールプレイ感想〜ランチの女王編


   オトメイトといえば、美麗なイラストと使い易いシステムと、常人に理解しづらい
   言葉使いのシナリオが売りですが。え、売ってませんか、最後のは。
   オトメイトにしては毛色の違うゲームです。
   なんていうか、IFよりはTAKUY○っぽい…。
   自社のカラーを変えてまで出したゲームの行方は如何に。
   以下、ゲーム感想。

   受験を控えて最後の夏休みを迎える私こと神埼芽衣。
   本来ならば、一番大事な時期だと思うんですが、割と呑気。
   夏休みになったらー、おじーちゃんのフランス料理のお店を手伝うんだーv(注:ここまで軽くない)
   と、呑気っぷりを発揮してますが。じっちゃん入院。
   えええええええ!!!!聞いてないよ!!
   じっちゃんはそれほどは悪くは無いようだけども、すっかり元気を無くして
   店を畳むとか言ってるし。
   ちょっと待って、じっちゃん!
   きっちり孫に引き継ぐまで、やってもらわな困るんですよ!!
   孫の熱い想いに負けたのか、じっちゃんは店を好きにしていいって。
   でも、お店に行ったら、最後の整理に残ってたフロアマネージャーと、じっちゃんの味に
   惚れて押しかけてきたシェフの人しか居ないんですが(寂)
   さらに、女子高生がオーナー代理なのは気に食わないというか、無理だろ、ってことで、
   難題を押し付けられる事に。
   少なくてもフロアに2人と、パティシエとソムリエを連れて来いって?
   無理です。

   でも、時間は待ってくれない。フロアメンバーは、明らかに芽衣ちゃん大好き幼なじみと
   ナンパな先輩を逆ナンパ。
   でも、パティシエとソムリエは落ちてないからなあ…。
   とか思いながら、落ちてる人を拾ってみれば菓子職人だったり、偶然酒好きの兄さんと
   出会ってみたり。
   結構、落ちてるもんだね…。(普通は落ちてません)
   でも、条件はクリアしたもんねー!お店開いちゃうんだもんねー!
   と、思っても問題は山積み。
   菓子職人って、和菓子職人かーーー!!!
   金髪碧眼でシャルルとか言う名前の癖にっ!!人を外見で判断してはいけないと
   いうことですな。ソムリエは天才かもしれないが、ちょっと不思議ちゃん。
   幼なじみの和樹は体育会系で、フランス料理を運ぶ事にも皿を洗う事にも向いてない。
   ナンパな悠太先輩は向いてるけど、ナンパだ(それは問題なのか)
   頼りになるのは、元々居たフロアマネージャーの誠司さんだけかも…。
   と思ったら、荒くれシェフの勇さんとの仲が最高潮に悪くて胃薬頼りだし。
   え…もしかしてこの店で一番しっかりしてるの、私…?
   女子高生に委ねられたお店の運命や如何に。

   とか言ってるうちに開店ですよ。もうちょっと待つとか出来なかったのか。
   初っ端から問題だらけですが。
   和樹は一体この店に居るうちに何枚皿を割るのか。この店の倉庫の扉は守られるのか。
   問題が起こるたびに、全員が集まるのはどうかと思いますよ。
   まだお客さんが店の中に居るっちゅーのに(大問題)
   常連の男の子の楓くんも呆れてる。常連が小学生というのは、店として情け無い気もしますが。
   まあ、店員も小学生レベルだということはお客さんには知らされてませんので。
   大丈夫なのか、この店。
   でも、問題が起こるたびに高まる結束。やっぱり一番頼りになるのは芽衣ちゃんですが。
   他の男性陣は良く言えば個性的過ぎる…。
   だけども、キャラクター全員がきゃわきゃわやってんの楽しい。
   今までのオトメイトには無いものだ。もう、こういう路線でいいんじゃない?
   萌えないシナリオの乙女ゲー作ってないで、楽しい路線目指した方がよくない?

   問題は沢山起こるけども、いわゆる乙女的なイベントは全然起きない。
   フロアマネージャーの誠司さん狙いですが、優しくしてはくれるけども、別に何も起きない。
   というか、シナリオは楽しいけども、システムが悪い…。珍しいぞ、オトメイト。
   誠司さんにコーヒー何杯飲ませたらいいんですか。100杯めくらいにイベント起きますか。
   途中でフランス料理を作るのはいいけども、出来上がった料理のイラスト一つでも
   見せてくれれば気分が盛り上がるのに、それもない。
   つーか、ゲーム中に料理の絵が無いよ…。謎のフランス料理店。
   それでも、ようやく誠司さんからお誘いがあったよ。
   お祭にいかないか、って。
   これだけやって初めての乙女的イベントですよ。
   行かないわけがねーだろが!!!
   わくわくして携帯を切って、一歩店の外に出た瞬間。
   また携帯が鳴って。
   え、じっちゃん退院する?そして、店は閉める?
   いきなりの処刑宣告でした。
   つーか、ここで終るんだったら、何故期待をもたせるようなイベントを起こす!!
   何故、その直前まで配置決めのコマンド入力とかやらせる!!!
   本当に、システム的にアレですよ…(怒)

   どうやら原因は店の評判だった模様。つーか、料理教室成功させないと駄目だったんですか。
   それにしては、全くヒントの無いレシピでしたが。せめて目で完成図を見せるとかさ。
   第一、ホタテなんて醤油バター乗っけて殻ごと網で焼いたのが一番旨い。
   そんな北海道民的な食べ方を推奨しても、フランス料理店で受け入れられるわけもなく。
   誠司さんに嫌われたくない一心でカキのグラタンは完成させましたが。
   ごめんね、和樹…。変な顔ばっかりさせて…。
   和樹に変な顔をさせまくったおかげで、店の評判が上がりました。
   もとい、レシピは完成をみました。
   これで誠司さんとお祭りに行けるよー!!!!(可哀相な和樹)
   でも、誠司さんはやっぱり誠司さんで。いちゃいちゃ両側から綿飴食うとかそういうのは
   無いのはわかってましたが。ちょっと迷子の相手で終っちゃうのは寂しいぜ…。

   乙女的イベントをこなしたら、やっぱり問題が山積み。
   といっても、間に普通のコマンドが入るので、微妙にテンポは良くない。
   もっとさくさく進まないかなー。
   シェフの人が三ツ星フランス料理店の後継ぎだったり、店の買収問題が起こったりと
   結構問題は大きくなってきましたが。
   割れた皿の枚数の比じゃないよ。
   買収問題は、可愛い楓くんが堪能できたので良し。おかっぱツンデレ可愛いーv
   それにしてもさすがに疲れたーと思ったら、誠司さんが飴ちゃんくれたよ。
   乙女的イベントで、飴ちゃんくれる人は全面的にいいひとだと思う(ものすごい単純です)
   それが、袋ごとですよ、袋ごと。
   誠司さん素敵v

   とうとう夏休みも最後の日。夏休みの間だけの代理オーナーですから。
   と思いながらも、店の前に行ったら、マスコミが!!
   え!!いつのまにそんな人気店に!?
   とか思ったら、全然違う理由だった。
   シェフの人が暴力事件でも起こしたんじゃないかと思ってがくがくしましたが、
   そうではなかったようで(酷)
   パティシエが実は凄い人物だったとか、最終日に明かされても、料理的には生かせない。
   まあ、シャルは時々違う世界からの人が降臨してくるけども、基本的にいい奴だしな。
   最後の日に店が開けなくなるかと思ったピンチもなんとかクリア。
   最後の最後で乙女的イベントもクリア。
   よかった…このまま何も無かったらどうしようかと思った…。
   堅物フロアマネージャーとは無事にお付き合いすることになりました。おわり。
   結局、誰を落としても、誰か一人居なくなっちゃうのはちょっと悲しいなあ…。

   それにしても、シナリオがいつもの金太郎飴だけども、キャラ同士の会話が物凄く楽しい。
   乙女的イベントは少ないですが。
   ただ、繰り返しプレイをするには、金太郎飴部分とシステムが厳しい感じ。
   既読スキップすぐ止まるし。部分部分テンポが悪いし。
   なんで、オトメイトはふたつのことがいっぺんに出来ないの…。
   これだけ楽しいシナリオなんだから、システムをいつもの通りに作ればいいじゃない!
   でもキャラがきゃわきゃわしているのはとても楽しいので、そういうのが好きな方には
   お勧めです。
   なんたって、楓くんエンディングもあるしなー。おかっぱ可愛い。
   あと、ハンバーグ食べたい気分になるためにも、せめて一枚絵を見せてください…。
   これじゃあ、フランス料理店じゃなくても、ファミレスでも蕎麦屋でも一緒ですよ。