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 Lucian Bee'sプレイ感想〜チャーリーズエンジェル編


   「乙女史上最大の衝撃!」という鳴り物入りのアオリで発表された本作。
   ぶっちゃけ、自分でハードルを上げてどうする。
   「全米第一位」とか、DH○とか、「ああ、そうけ」的アオリなんですが。
   どんだけ最大の衝撃なのか、楽しみにOPを聞いてみたら。
   ………ものすごく普通。
   普通に声優さん達が歌ってるよ。なんかものすごいのを期待したのに(どんなだ)
   絵といい、Vitaminシリーズとなんら変わらない気が…。
   いやいや、きっとそれはOPの部分のみさ! 
   そんなことを思いながら、プレイ感想以下続く。

   私こと、アンナ・ヒイラギは、ハイスクールに通う高校生。
   女優の母譲りの美貌を演劇部で如何なく活用し、かといってそれを鼻にかけることもなく
   明るく友達も沢山居てなおかつ才女な優等生。
   ぶっちゃけ、「ときメモのラスボス」みたいな女は苦手なんですが。
   あ、欠点はある。乳が無い。(悲)
   いや、あるのかもしれないけども、この絵師さん柔らかそうな女の子書くの
   苦手だよな…絶対…。
   人間ヘタに優秀だと「全てがつまらない」的な考えを持ってしまいそうですが、
   ご他聞に漏れず、なんとなく無為に日々を送っておりました。
   学校は楽しいけれど、何か物足りない。

   そんな心のスキマを埋めるお誘いが。
   学校のエライさんに呼ばれて行ったら、綺麗なお姉さんが二人。
   なんでも学校で、特殊な仕事をするメンバーを養成している?どんな学校だ。
   そんでもって、お姉さん二人はその「ストライカー」とか言うらしい。
   頭の柔らかそうな美女Qと、やっぱり硬そうな乳のクールな美女M。
   MはVitaminZの慧君そっくりだよ。つまりは男顔だよ。
   何をする人たちかと思えば、「全世界のダメ男、ダサ男を改造する」
   そんなん人の自由ジャンか…。てか、生まれつきの顔はどうにもならない。
   ということではなくて、なんだかわざわざダサ男を製造している謎の団体さんが
   あるらしい。ダーサインって、名前もダサい…。
   その団体さんに改造されちゃった可哀相な人達を、元に戻すのが使命。

   そんなわけで、改造されちゃった気の毒な人を救出ー。
   歌手の人でしたが、ぶっちゃけ個性的で良いのではないかと…。
   ああ、テレビに出るにはちょっと痛い感じか(ちょっと?)
   とりあえず、ストライカーの一員になって改造するよー。
   と、思ったら、私はアイドルの扮装して前座?なんで?
   どうやら、こっちに目線を集めてる間に、裏で改造を行うらしい。
   その間、私から通信で指示したりしなきゃなんないと。
   お前ら、新人に頼りすぎだろう!
   なんというか、テンポはあんまり良くない。割り込みで通信が入ると
   会話がぶったぎられるし。
   ぶっちゃけ、システムがまんまVitaminシリーズなので、どうしても比べてしまう。
   あっちはテンポが良かったからなあ…。
   もっと後に出せば良かったんじゃないかな…。

   微妙にテンポ悪いまま、改造終了。
   個性的な人が、無個性になってしまいました…。
   世間的にはそれでいいのかもしれませんが。記憶には残らないタイプだ(酷)
   でも、アンナちゃんは違ったようで。
   今までに無い高揚感、男性に誘われてもときめかない日々に比べて、
   自分で男性を改造する事の、なんと素晴らしき事かな。
   そういえば、ママも言ってた。パパが素敵なのは、ママの努力の賜物だと。
   ぶっちゃけちょっとファザコン気味の気はするけども、ともかくも好みの男性が
   現れないなら、作っちまえと(強引)
   まあ、ターゲットに対する恋愛禁止なんですが。意味ねえ。
   どの辺に共感したらいいのかよくわからないまま、「Lucian Bee'S」に参入。
   ちなみに、学校の偉いさんがマスターLこと、ルシアン氏。
   ルシアンさんの蜂?
   まあ、チャーリーズエンジェル同様、金持ちの道楽っぽいですが。

   ともかくも、前回の改造はあくまで模擬試験のようなもの。
   今回の改造は、ちょっと大変そう。
   なにやら、各国の要人の息子さん達が、あまりにもダメ人間ばかりなので、
   金にあかせて芸能界デビューさせようとしたら、案の定ダーサインに
   横槍を入れられて、無茶苦茶になったらしい(説明長い)
   依頼人は、要人からも圧力かけられてる芸能事務所の方。
   「ロマンシア」と名づけられたそのアイドルグループを早速拝見。
   見た目は普通のヤンキーだけど屁をこくヴァン(…屁?)。ロックな庇野郎ジェシー。
   おフランスナルレミィ。女装チャイナカトル。アフロアンジェリカ。ヲタクルーク。
   見た目はそれほど悪くないと思うんだけども…一人を除いて。
   今回のターゲットは、アメリカ大統領の息子さんに決定。
   だって、眼鏡をかけてますよ。
   ヲタクだろうが、緑ジャージだろうが、眼鏡は大事だよ?
   まあ、正直他の人たちは改造しても達成感が少なそうなんですもの。
   やるなら徹底的に。

   そんなわけで、女子大生のフリしてルークに会いに行く。
   想像以上にヲタクだ…。そこんところは徹底してる。
   だけど婚約者がいる?え、それは聞いてませんがな(NTR禁止)
   ネトゲ廃人という人種らしく、人との会話がままならない感。
   仕方がないので、ネットゲームの方でご挨拶。
   Mの作ったキャラは、きっついな…。てか、なんでそんなにもヲタク文化を
   理解しているんだ、M。
   見た目がクールだけども、やたらと面白いねーさんだ。
   とりあえず、餌に食いついたところで、オフ会。早くね?
   しかも、食いついたキャラじゃなくて、私が変わりにコスプレ?嫌ーーー!!
   だけども、気に入られてしまったらしく、妙な巫女コスに変な口調のまま
   改造することになったちゅ(変な萌え語尾)

   前回と別に変わることなく改造モード。実行役のストライカーとは別に
   補佐してくれるメトロポリスVのメンバー。
   邪魔するダーサインのハニーバザードY。
   ぶっちゃけ、ロマンシアとは目くそ鼻くそ…。あいや、すいませんです。
   この人たちは別に改造しなくていいんですか。
   これがベストな形なんですか。
   微妙に納得いかないまま、相変わらずテンポの悪い改造を続けますよ。
   でも、食生活とか紳士的な振る舞いとか、あんまり見た目が変わらないと
   「やったぜーーーー!!」って達成感とはほど遠い。
   それでもターゲットのルークは、妹思いの優しいお兄ちゃんだったり、気が弱いけど
   一生懸命だし、ヲタクとして誇りを持って生きてるし、悪い奴じゃないのが救い。

   ただ、イベントCGがものすごい残念だ。誰得CGだったり、塗りがめっちゃ荒かったり
   立ち絵も「アメフトの格好してる」って設定なのに変わってなかったりするし。
   (注:誰得CG=それ誰か得するの?と言いたくなるような、絡みも意味もないCG)
   女の子たちがお着替えするのは嬉しいですが。
   もっとアメリカンコミック的な荒唐無稽さとか、アメリカンドラマのわざとらしい笑い声
   みたいなのが入るのを想像してたら、めっちゃ普通。
   女の子たちが会話しているのも可愛いけども、アメリカン的小粋な会話ではない、
   わりと普通の友達感覚の会話だ(アメリカン求めすぎです)
   カッコいいのはサイトだけで、後は超普通だぜ…。
   敵の人たちもそれなりに出ては来るけども、戦闘シーンが薄いので、
   盛り上がりには欠ける。
   なんのために出てきたんだろう、この人たち…。
   唯一憎いのは、イタ電してたハゲですが。お前、悪の秘密結社がイタ電するなよ(怒)

   それでも、改造を進めていくと、ターゲットのいい所も悪い所もわかってくるし
   愛着が湧いてくる。
   プロローグで鼻につくラスボス臭を醸し出していたアンナちゃんも、進めて行ったら
   普通にいい子だし。なんで最初だけ別人なんだろう…。
   ただ、お嬢様なのに「ヤバイ」とか言うのはどうかと思いますが。
   キャラがブレてますよ。
   ようやく、外見改造に着手したけど、髪を切って服を変えたら明確に「やったぜ!」という
   気持ちになるかと思えばそうでもない。
   てか、誰…?
   なんだろう、この寂しい感じは。
   明らかに別人だけど、中身は確かに改造前のいい人なんだけど、あんまりにも
   普通の人になりすぎて物足りない。
   むしろ、前の方が良かった…?いやいや、そんなことないよ、あれはヲタクだよ。
   まあ、眼鏡がおしゃれ眼鏡だったのが許せないとかそういう程度の悲しみですから。
   チェックのシャツは、譲れないヲタク部分として、感心したよ。

   譲れない部分は譲れないまま、部屋改造も終了して、まっとうな人になりました。
   なんだか物足りない感は半端ないけれど。すっごい普通だからなあ…(普通って言うなぁ!)
   でも、ラブラブエンディングはいいですな!
   結局、任務は任務としてLBを続ける事に。ルークもロマンシアとして活動再開。
   なんだかせつない感じのエンディング。
   え、あのラブラブはなんだったの!?
   てか、高レベルのエンディングでコレ!?
   ご不満だったので、低レベルのエンディングを見たけれども、なんか違う…。
   確かに改造前は、それはそれとして良かったけども、ダメ人間度がMAXに…。
   だめんず嫌いなんだよ。それを許容する女の方も。
   何度かやり直して、残ったEND2を見ましたが、これはいいな!
   真人間になったルークと、ちゃんとしたラブラブEND。
   しかも、ルークは任務で近づいてきたのにちゃんと気がついてた。偉い。
   いくらなんでも好きな女の子が変装したくらいでわからなくなるのはどうかと思うもの。
   まあ、他の人のエンドはわかってないっぽかったですがね…。

   他のキャラも落としてみましたが、レミィは改造前の方がビジュアルが好みだ…。
   変な縦ロール大好き。まあ、性格おかしいですが。弟さんのまともっぷりが
   素敵過ぎる。むしろ弟さん落としたい。てか、アンジェラの従者眼鏡落としたい。
   アンジェラのアフロといい、ジェシーの鶏冠といい、なんだか無くなると
   寂しいどころの騒ぎじゃない。
   なんだこの物足りなさは…!
   アンジェラなんて、Qに「元アフロ君」って呼ばれるくらいにアフロだったし。
   てか、アンジェラルートは、Qこそ改造するべき…げふげふん。
   女の子二人は可愛いし、和む。あんまり「恋をしちゃいけない感」は無いけど。
   思い出したようにMが言ってるだけで。
   あと、髭紳士Cが素敵すぎる。メトロポリスVは可愛いけども、ダーサインの
   戦闘シーンのいらないっぷりは半端ない。てかダーサインが要らん(酷)

   なんだかんだと文句を言いつつも、結構イベントが甘いので、ついついほだされてく。
   アンナちゃんは可愛いし、攻略対象も根本的にはいい奴ばかりだ。
   惜しむらくは、最初に「乙女史上最大の衝撃!」とか自分でハードル上げ過ぎたのは
   敗因だと思います。本当に、普通の乙女ゲーだ…。
   せめて、自分の好みの髪型に改造できるシミュレーション部分とかがあれば、
   普通感からは遠くなったのに、結局普通の選択肢型アドベンチャーだからなあ…。
   まあ、イベントCGが酷いのと、背景の指定ミスというよりも使い回しが酷いのが
   あんまりといえばあんまりですが。大富豪の次男と執事の部屋が同じかい。
   それでもエンディングのラブラブ感とか、押さえるところは押さえてくる
   基本の乙女ゲーなので、安心してやれます。
   ハードル上げ過ぎなきゃ良かったのになあ…。