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 耽美夢想マイネリーベプレイ日記〜国士無双舞の海編。


   
   男爵令嬢の私はいきなり何だか金持ちのボンボンの通う学校に入れられる
   いきなり会った女ドモは、自分が友人として選ぶならばこのタイプだけは嫌だ、と思うような
   素敵なレディばかりだ。しかも(令嬢が俺いうな)と友達になりたがる。嫌だ、断る。
   まず、この女ドモの目的は「金持ちで身分の高い男をGET」というわかりやすいものだ。
   もちろん、私もだが(いばるな)
   とりあえず、毎日のスケジュールを決めて、自分ステータスをUPしていく。
   「コナミ」のロゴは伊達じゃなく、ときメモと一緒だ。なによりも育成において知力を重視する私は、
   知力を基本にUPし、ついでに科学研究部という名前に惹かれて入部する。
   毎日ステータスUPに励んでいると、毎日GET対象と会う。
   飛んで火に入る夏の虫ってやつだ(違)
   ワイルドな江戸様、偉そうな折笛様、癒し系髪油様、日本人直治様。
   そんなある日、私の机に置手紙が…「もう早ラブレター?俺様ってモテモテ?」などと思いながら
   手紙を開ける。『放課後科学研究部室に来い』それだけだった。
   俺様に向かって「来い」とは偉そうな。
   きっと折笛様に違いねえ、と勝手に決め付け部室に行く。
   それが運命の出会いになるとは知らずに。

   手紙で呼び出された私は科学研究部室に向かった。なにやら怪しげな雰囲気。
   薄ら暗い部屋の中に、ずらずらと髪の長い黒マントの男が座っていた。
   折笛様とは比べ物にならないくらい偉そうなその男は、どうやらこの部の部長らしい。
   とりあえず、挨拶、挨拶。と思ったのもつかの間、わけのわからないことをべらべら喋りだす部長。
   理解できたのは、部屋に充満する匂いはいい匂いだということと、
   私がまだつぼみのカワイコちゃんだということと、野望の手下にならないか、ということだった。
   (かなり違うと思います)
   ドラクエ1においても、竜王に世界の半分をくれてやるといわれ、
   喜んで世界を闇に包ませた私が、その申し出を断るわけがなかった(だめじゃん)
   世界を狙う悪の組織の帝王様のお名前はルードヴィッヒ様。
   ルーイでいい、というお言葉に逆らい、私の心の中に、「ルイルイ部長」という名が
   インプットされた。
   あいもかわらず知力を上げながら、部活動に出る毎日。ルイルイ部長と楽しくお勉強だ。
   ガンガン上がるステータス。育成ゲーマーである俺にとって実に簡単にUPしていく。
   しかしなかなかデートのお誘いがない。一緒に帰ろうという男はたくさんいたが、ルイルイ部長は
   シャイらしく、なかなかこない。これは変だ、おかしいと気づいた私の目に「電話」アイコンが。
   電話すりゃいいんじゃん(読めよ解説書)

   電話アイコンに気づいた私は、指の震えをおさえつつダイヤルを回す(古)
   とりあえず交換が電話をルイルイ部長へとつなげてくれた。わくわくして待つ私。
   「ルードヴィッヒだ。何者だ!」
   貴様こそ何者だ!!!!いきなりご挨拶じゃないか!
   もしかして、モトミヤさんですか?ここはクーヘン王国。梅屋敷ではない(笑う犬)
   電話切ったろうかとも思ったが、「私は大人」と三回心で唱えて用件を手短に話す。
   「図書館で資料を調べたいのですが、わからなくって…」と自分を隠して。
   「よかろう。私自ら連れて行ってあげよう」とのありがたいお言葉を賜る。
   いちいち偉そうだなコイツ、などと思っても口にはしない大人な私。
   人間としては江戸様や髪油様の方がよっぽど出来ている、が何だか偉そうっぷりに段々快感すら
   もよおしてくる。恐るべし耽美夢想。
   しかしルイルイ部長はよほど図書館がお好きらしく、他の場所には見向きもしない。
   しかもルイルイ部長は知力を司る割にはいつも同じ質問しかなさらない。ひょっとして○○?
   いいかげん私の好みの本が「数学書」だということくらい覚えて欲しい。つーか覚えろ。

   育成に時間をかけすぎたせいか、すっかりデートということを失念していた私。
   実にイベントらしいイベントもないままクリスマスを迎える。
   とうぜんダレも私のことは気にしねえ。しかもそのまま年末。
   なにが楽しくて嫌いな女どもと年末すごさないかんのだ。
   しかも年末カウントダウン中にお祈りすると願いが叶うという。
   夜空に向かって私の思うことは一つ。「ルイルイ部長に悪い虫がつきませんように」
   三回唱える。ふー、祈った、祈った。
   おかげさまで翌年会ったルイルイ部長は発光していた。
   どうやら「相手に対する一途な気持ちが、相手をより美しく見せてしまう…」
   (注・解説書まま)ラブラブフィルターなるものらしい。
   とりあえず悪い虫どころか私も近寄りたくありません。

   ある日、保健医に呼び出される。保健医といっても私の好きな白衣メガネではなく、
   S系ボンテージ美女である。つまらん。保健医も男子にしてくり。
   「あなた悪い噂が流れてるわよ」とのご忠告だ。
   そりゃ、あんな怪しげな人と一緒にいたら変な噂も流れるだろう(ひどい)
   噂の出所は、私を親友といって憚らない女ドモの一人だった。殺ろう。
   保健医に私の評判を聞いたところ、ルイルイ部長以外全員私が嫌い。そりゃもうMAX嫌い。
   しかたなく、女ドモともデート。
   電話をすれば「貴女に割く時間が惜しい」だのさんざんな言われようだ。
   私だって惜しいわい。しかもようやくデートにこぎつけて、楽しく会話していたところ、
   「あなたを誤解していたようね」とのお言葉。いったいどんな誤解だよ。言ってみろよ。ええっ(怒)
   やっぱ殺ろう。

   やり方が悪いのか、そもそもこういうゲームなのか、イベントが少ない。
   何事もないまま、ほとんど「学業」と「テスト」で過ごす。でも学生なんてこんなもんだろう。
   夏に謎の人と運命の出会いをしてみたりもしたが、あまり好みではないので捨て置く(ひどい)
   最近ルイルイ部長の様子がおかしい。やたらと図書室で調べものをしたがる。
   そうか!これがデートの誘いか!!とようやく気がつく。でもたまには他のトコにも連れてって下さい。
   しかし誘われると必ず女ドモの一人が、「私もお手伝いします。」だなどと、生意気にも言って来る。
   てめえにゃ言ってねえんだよ!!
   しかもピクニックで探りを入れたところ、3人中2人がルイルイ部長狙い。
   ルイルイ部長ったら変態のくせにモテモテ。変態のくせに(注・誉め言葉です)
   私の心の中のブラックリストに女ドモ二人の名前が記された。やつら、ゆるさねえ。やっぱ殺ろう。

   二年目になり、シュトラール補佐に選ばれる。まあ生徒会役員みたいなもんか(たぶん違う)
   シュトラール部室に通ううちに、いろいろ知ってはならないことを知ってしまう。
   折笛様はルイルイ様と同じく、世界制覇の野望に燃えているのか、ライバルらしいとか。
   ルイルイ様は一般生徒のことを「愚民ども」と思っていることとか。
   直治様は総受けだとか。(違)真の敵はあんたか。
   そろそろ自分の本当のライバルがあの腐れ女ドモではなく、直治様であることに、
   気づき始めていた。

   さすがにルイルイ部長との図書館デートにも飽きてきたので(ヒドイ)他の人を誘う。
   髪油様は、とてもいい人だ。なんでこんないい人を好きにならなかったのだろう(悪人好き)
   他人とデートしてもいっこうに気にしないところが、このゲームのいいところだ。
   アンジェリーク2の「お二人がいらっしゃったわ」に何度戦々恐々としたことか。
   単にゲームボーイの容量だと思いますが。
   いや、それとも本命直治様、押さえ私?(嫌だ…)

   二年目に入って、らぶらぶフィルターの効果が倍増される。もう近づけない人度MAX。
   ルイルイ様は表面上なんともなくても、俺様にらぶらぶ(保健室で調べた)
   学園祭にて「献血と称して生徒どもの採血を行う。お前は来なくてもいい」なんて
   気を使ってくださったりして。でも、見たいです、。ぜひ参加させてください。ていうかさせろ。
   ちなみにその血を何につかうのですか、ルイルイ部長(笑)

   私にメロメロなルイルイ部長。お誕生日には何を差し上げようかしらv
   イモリの黒焼き?それとも福寿草の根っことか、鈴蘭の花はお好きかしら(注:毒)
   ところが選択肢にそんなものない。しかたなく「ハーブ石鹸」なんて差し上げたら、
   喜んでくださった。
   そんなフツーのもので喜ぶなんてルイルイ部長じゃないわっ!
   もっと変なもの差し上げればよかった!
   そんなにも私にメロメロなのか。しかもホワイトデーにはお返しまで下さる。
   「開けてもいいですか?」と聞くと「よかろう」とのお言葉を賜る。
   許しを得ないと開ける事すら許されない、そんな素敵彼氏。ところで何くれたんですか?(謎)

   とうとう卒業式。私の心に走馬灯のように、学園生活の日々がよみがえる。
   毎日毎日あきもせず、部室に通い、シュトラールの手伝いをし、週末ごとに図書館に
   通ったものさ!それもこれもルイルイ部長のため。
   泣き叫ぶ女ドモ。卒業しても友達でいよう、なんて言われた日には、間違いなく刺す
   とりあえず何事もないまま、卒業式終了。ルイルイ部長は?あれ?
   お迎えの来ないまま卒業パーティ。夕飯代わりにと、ご馳走を詰め込む私に後ろから声が。
   「こんなところにいたのか」こんなところで悪うございました。飯食っとんのじゃ!!
   いいから来い、とのお言葉にダンスホールに連れ出される私。
   ずんたかたったと踊る中、ルイルイ部長の告白。世界を手に入れるのに、私がひつよう、って。
   その言葉を待ってました。早く世界征服してね部長。俺様のために。
   って結局世界が目当てなのか、ルイルイ部長が目当てなのかわからないままENDE(終)