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 月影の鎖 -錯乱パラノイア-プレイ感想〜昭和枯れすすき編


   ジャンル名:殺伐とした世界の中で一筋の光を見付ける恋愛ADV
   あっ、これダメなやつだ!(私的に)
   TAKUYOはすっかり暗いカラーの話を出すようになったなあ…。
   それでも一筋の光に希望を見出しつつプレイしますよ。
   以下、プレイ感想。

   私こと冬浦めぐみは、観光地の島に住む普通の女の子。
   観光地と言っても、温泉地と吉原が合体したような、公序良俗に反するような
   場所ではありますが。
   なんか、災害とかあってごたごたしてんのが、ようやく落ち着いたような。
   青年団の団長さんが頑張ったんだってさ。経歴不明の謎の人だけども。
   夜道でその団長さんに会ったけども、顔見せだけで、部下の子に家まで
   送ってもらった。しかし、部下の子もすぐに懐いてきて謎だ。
   家と言っても、両親はいろいろアレな感じで亡くなっているので、
   親戚の家に御厄介になってます。お兄ちゃんは本当は、はとこなのか。
   もう既に主人公の立ち位置が殺伐としている予感。

   なんだか周囲は騒がしくなってる予感。
   自A隊の駐屯地になるとか、水道料が上がるとか(注:自A隊違います)
   育ての母の跡を継いで小料理屋やってるけど、あんまり愛想の無いめぐみちゃん。
   常連客の榛名さんも、謎の人だ。
   榛名さんのお友達の軍人さんはいい人そうだけども、毛唐の弟がいるので、
   ハブられてるのか。なんかもう、しょっぱなから、辛い。
   弟さんがめちゃめちゃ可愛いので、いぢめてる奴らをヴン殴りたい。
   一応攻略対象とは知り合いになったような、ならないような感じで話が
   進んでますよ。
   お祭りだというのに、周囲は暗い話ばかり。
   とりあえず、榛名さんとお祭りに行ってみました。
   眼鏡だし。とりあえず、メガネだし。(最重要項目)

   といっても、甘い話が進むわけでは無く、ひたすら暗い。
   島が駐屯地にならなければ、代わりの収入源の為に水道料を上げなきゃとか、
   島だから物資も乏しいので、販売制限もあったりして。
   でも、公務員は制限なしだったりと、理にかなっていても納得は出来ない。
   じゃあ、過疎になる街はどうやって生き残ればいいの、という殺伐世界。
   榛名さんは悪い人ではないんだけど、ちょっと不思議。
   なんていうか、淡々と現実を見ている。
   口では優しく口説いてくるけども、めぐみちゃんの憂い顔の方が好きみたいだし。
   どうしてだろう…選択肢選んでも、依存度しか上がっていかない気がする…。

   そんな感じで、淡々と話は進んでいるけども、殺伐レベルが半端ない。
   兄ちゃんが出てくると、凄いほっとする。
   兄ちゃんは新聞記者さんなんだな。もっと頑張ってくれようー!
   周囲が値上げしている中、うちの店だけ値上げしなかったら客が集中して
   妬まれるし。事前に物価が上がるって言ってたから対処してたんだよう…。
   段々と、街の奴らはみんなシネ、くらいに思えてくる(言いすぎですが)
   榛名さんもそう思ってるから、街の人に対して厳しいご意見なんだな。
   人に頼るばっかりで、文句ばっかり言って、島国根性酷いから
   排他的な住人ばっかりだ。
   まあ、役場の人間だけ持ち上げる市長派もどうかと思うけども。

   めぐみちゃん自身もかなり意固地な性格ではあるのにも一因が。
   育ててくれた母ちゃんの守ってた店を、前の状態のまま守りたかったんだな…。
   でも、そんなこと殺伐世界には伝わらない。
   所詮、町の人間にとっては、面倒な子供を押し付けられた母ちゃんと兄ちゃんは
   気の毒だけど、貰われっ子はどうでもいい、みたいな感じだろうし。
   どんどん確執は深まり、とうとうふらふらと吸い寄せられるように海に…。
   って、自○はイカンよ、○殺は。ダメ。ゼッタイ。
   榛名さん助けてくれたけども、どうやら流言飛語を流してたのは、榛名さん
   みたいなんだよなあ…(つまり追い詰めた犯人か)
   助けてくれてありがたいけども、榛名さんはスパイなのか…。
   いや、スパイと言うよりは、噂流すだけのようですが。

   そんなわけで、町民と対立する市長派のコンサルタント会社で働くことに。
   めぐみちゃんを町に置いとくよりは安全って考えなのね、榛名さん。
   でも、社長の深海さんも謎の人だ。
   なんで島の人に嫌がらせしてまで駐屯地にしたいんだろう。
   というか、売春宿を止めさせたい?正義感の強い人にはあまり見えないけども。
   行き場が無いので、置いてくれるのはありがたいけども、社長さんはどうやら
   武器商人らしい。自己の利益のために駐屯地化したいんだな。
   あくまで、育ててくれた母ちゃんたちの居た島の存在は守りたいので、対決することに。
   結局のところ、榛名さんも使われているとはいっても、あんまり恩義も感じて
   ないような感じだし、協力して戦うぞー!
   島の人間のために戦いたくはないですが(心の声)。まあ自分のためでもあるので。
   兄ちゃんはいい人だな。めぐみが選んだ人なら信じるって。
   そんな感じで、悪い人を追い出して、島に平和が戻りました。
   なんだろう、納得いかん。(平和なのに)
   依存ENDの証拠を破り捨てる方が、すさまじく気持ちいい。
   やったあ!これで島の人間もおさらばだー!みたいな気持ち。
   恋愛ENDが記憶に残らないほどに、殺伐としてますよ。

   他の人も落としてみましたが、本当に島の住人がクズばかりだよ。
   望月さんルートで、深海さんの謎がわかる。
   別にこの島自体を憎んでるわけでもないのか。
   女性を売り買いするのが嫌だし、それを許容するこの島の閉鎖的な空気自体が
   嫌なんだな。
   そこのところは納得できます。でも、武器商人とかはイカンよ。
   しかし、望月さんルートでも、やっぱり辛い目に合う。
   女郎さんは大変なんだな…。てか、菖蒲さんって、望月さんのかーちゃんなのか?(みたい)
   望月さん自体男前だし、自分で考えて自警団に入ったりと、しっかりしている。
   かばってくれる人がいるっていいことだ…。
   ルート的にはむっちゃ辛いけども。いや、このゲーム、辛くないルートが無いか。

   猪口さんは本当にいい人だ。弟さんもめっちゃ可愛い。
   その可愛い弟さんをいぢめるとか、島の人間本気で滅せよレベル。
   めぐみちゃんの村八分は辛いけども、猪口さんは家ごと村八分でもやってけるって
   どんだけお金持ちなんだ…。
   ものすごく人が良いだけに心配です。上司もアレだしな。
   さらに、神楽坂さん落としてみましたが、おっさんなのか…。
   え、菖蒲さんよりも年上!?そりゃびっくり。
   しかし、年上だけに頼りがいもあるし、ものすごく素敵だ。
   何よりも、一番安全なルートだしな。
   島民に一言言ってやって、溜飲が下がるルートでもあるし。
   ありがとう、神楽坂さん、ありがとおおおおお!!!
   ずっと殺伐としていたから、ほっとする感じで終わるかと思えば、
   ラストなんでこうなったー!みたいなEND。
   いや、幸せならいいんだけど、これ、HAPPYなのか…(涙)

   というわけで、殺伐さが半端ない乙女ゲーム。
   攻略対象はみんないい人で、救われた気がしますが、本当に島民はクズですよ。
   お兄ちゃんルートもいまいちはっきりしないところがちょっと残念。
   実の兄妹じゃないんだから、そこはそれでいいじゃんかよー。
   しかし、鬱ルートは鬱ルートでそれはそれでストーリーが面白い。
   まあ、鬱にならない方がおかしいんですがね。
   世間の風が冷てえなあ…。